真田幸村と鹿島アントラーズ

2016年12月18日(日)は僕にとって特別な日でした。
一番好きな戦国武将・真田幸村と一番好きなサッカーチーム・鹿島アントラーズがほぼ同時刻に最大の挑戦を行ったのです。相手はそれぞれ徳川家康(!)とレアル・マドリード(!!)でした。
真田幸村については大河ドラマ「真田丸」の最終回のことですが、1年間楽しませてもらいました。去年の暮、「真田丸」のためにHDレコーダーを購入、無事全話を最高画質で録画できました!ちなみにBSプレミアムで再放送中の「武田信玄」も全録中です。こちらは僕が中学生のころ初めてまともに見始めた大河ドラマで、いまだに最高傑作だったと思っています。きっかけは信玄の側室で武田勝頼の母親(湖衣姫)役の南野陽子の出演だったんですけどね。いわゆる「聖地巡礼」が大好きな僕ですが、真田ゆかりの土地めぐりは学生のころから長野県、大阪府、和歌山県、新潟県、群馬県など行きまくってきました。最近、大坂冬の陣後に破壊された出城「真田丸」の正確な位置が判明したので、近いうちに行ってみようと思います。
7年ぶり8回目(!)のJリーグ王者となった鹿島アントラーズは開催国枠というラッキーな形ではありますがクラブワールドカップに初出場しました。前身のトヨタカップが大好きでACミランやアヤックス・アムステルダムの活躍を見てきたので、いつかはアントラーズにも出場してほしいと思ってましたが、やっと念願がかないました。組み合わせを見たところ、準決勝まではなんとか勝ち進んで南米チームには負けるかなーと思っていたのですが、おされまくりながらも勝ってしまい、アジア勢初の決勝進出を果たしてしまいました。相手はFIFAいわく「20世紀最高のクラブ」スペインのレアル・マドリードで、「白い巨人」「銀河系軍団」など愛称だけでもハンパないチームです。さすがにフルボッコされるのかなと思っていたのですが、一時はリードを奪うほどの歴史的な大健闘を見せ、最後に延長戦で力尽きてしまいました。ソファで寝っころがって見ていただけなのに筋肉痛になってしまったほどの大激戦に、僕は大坂夏の陣の真田幸村がかぶって見えました。どちらも赤備えなうえに、幸村のかぶと飾りは鹿の角(アントラー!)ですからね。巨大な敵に真っ向から立ち向かったこの日の鹿島アントラーズはまさに現代版「ひのもといちのつわもの」でした!

16.12.23 Friday｜カテゴリー：趣味