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石の芸術だニャン!

宇都宮市郊外にある大谷資料館にちょっと行ってきました。旧帝国ホテルなどにも使用された有名な大谷石の採石場だった坑道が観光用に開放されているのですが、そのあまりにも壮大な地下空間(神殿?)に驚愕しました!ここは必見ですよ。かなり寒いけど。
入口の建物はショボいのですが、長い階段を降りていくと地下30mから60mの深さに東京ドーム1個分(!)もの四方が石だけの空間が広がっていて、行ったことはないけどピラミッドの中を探検している気分でした。インディ・ジョーンズやロールプレイングゲームの世界といったところでしょうか?照明は最小限ですが、ところどころライトアップされていて、カメラの感度をめいっぱい上げて手ぶれ補正レンズとの組み合わせで何とか手持ちで撮影できました。三脚の使用は禁止だったかも。今は観光以外にも映画のロケ(るろうに剣心など)、CM、バンドや歌手のPV撮影にも使用されているそうです。かなり巨大な地下空間なのでかつては軍需工場にもなっていて、僕の愛するスバルやプリンス自動車の前進・中島飛行機の疎開工場が設置されていました。中島の大谷発動機工場では陸軍四式戦闘機・疾風の空冷エンジン・ハ45(海軍名は誉)が製造されたとのことでした。これはかなりデリケートなエンジンですよ。コンディションが良ければかなり高性能だったそうですが。ちなみにこのエンジンを設計したのはあの有名な中川良一氏で、桜井眞一郎氏とともに名車スカイラインの生みの親ともいえる人です。
工場やライブ会場にも使われたほどの巨大地下空間ですが、これは天井を残すように採石を続けてできた人工的な地形でもあるわけで、もう陥没事故とか起きないといいんですけど(昔陥没したよね?)。でも必見です!

15.02.25 Wednesday|カテゴリー:趣味

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