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花は咲くニャン!

未曾有の大震災から4年が経過しました。2011年3月11日金曜日の午後、普通に仕事(総義歯の修理)をしているところにいきなり猛烈な揺れに襲われ、ユニットにしがみついてただ気が動転していたのを覚えています。揺れの大きさだけでなく、それが長時間続いて、診療室も奥の自室もめちゃくちゃになりました。揺れが少しおさまってきて診療室の玄関から外を見たときは我が目を疑いました!駐車場が斜めになっていて(診療所の建物の沈下と駐車場のアスファルトの隆起のため、ホントにそう見えた)、電柱や照明塔は大きく傾き、アスファルトの割れ目や芝生からは登別温泉の地獄谷のごとく泥水がボコボコ溢れ出し、みるみる水位が上がっていきました。患者さんとスタッフをソッコー帰したあと、停電でテレビも見れなかったのでケータイと電話の子機だけ持って当時の愛車インプレッサSTiに避難しました。クルマは泥水の中、斜めになった駐車場内の一番高いところに移動させたのですが、それでもホイールの中心付近まで水没し、車内に浸水するギリギリでした。クルマの中ではラジオを聞きながら寒さでブルブル震えていました(マフラーが水没する可能性があったためエンジンを止めてた)。三陸海岸はそれまでにも何回か旅行したことがあり、国道45号線は大好きなルートだったので、ラジオで予想される津波の高さ10m以上(!)と聞いたときは、あのリアス式海岸の地形から考えてその倍以上の大津波になるであろうことはシロートの僕にもすぐに想像できました。あの風光明媚な風景もこれで終わったなと車内で思ってしまいました。避難したクルマも余震の揺れでゆすられるたびにタイヤが液状化したアスファルトにめり込んでいくのがわかるほどでした。幸いクルマは無事でしたが(その2年後の台風26号による大雨で再び水没、エンジンに浸水し廃車(T_T))、診療室は泥水が床上浸水し機械類の故障、断水・停電のため復旧まで時間がかかってしまいました。それでもたくさんの方々の助けもあり、1ヶ月弱でなんとか診療再開にこぎつけました。改めて感謝申し上げます。ありがとうございました!
いずれSTiも復活させます、たぶん。

15.03.11 Wednesday|カテゴリー:趣味

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