転校生+時をかける少女=君の名は?

アニメ映画「君の名は。」が大ヒットしてますが、なかなか良かったですよ!
僕が見た今年公開の映画の中ではここまでは明らかにベストでした。「聲の形」もおススメですし、11月26日公開の「艦隊これくしょん」の予告を見ましたが、こちらもかなり期待できそうですけどね。
去年からこの夏にかけて20回以上(!)見た「ガールズ&パンツァー」は別格ですが。こちらは1年以上劇場公開され続ける怪物アニメで、茨城県民なら必見です!
最近の映画で期待以上だったのが「ハドソン川の奇跡」、期待ハズレだったのは「真田十勇士」でした(大の幸村ファンとしては残念です!)。
「君の名は。」では映像の美しさが話題になってますが、特に紅葉のシーンが僕は大好きで極端な話、実写よりキレイでした。彗星の描写も良かったですが、夜空に大きな弧を描く姿は「キャプテン翼」の翼くんのドライブシュートみたいだと思ったのは僕だけでしょうか?RADWIMPSの劇中歌の歌詞が物語の重要なシーンに合わせてあるのも印象的でしたが、実は「宇宙戦艦ヤマト」のささきいさお、「超時空要塞マクロス」の飯島真理ですでにおなじみの手法です。ちなみにアニメの映像で僕が初めて衝撃を受けたのは1984年公開の「超時空要塞マクロス　愛・おぼえていますか」で、CGなどない時代の手書きアニメとしては頂点を極めた作品だと思います。これに比べたら「完結編」までの旧ヤマトシリーズや「タッチ」などはあまりにも絵がプア過ぎて悲しくなります。
「ヤマト」の映像は2009年公開の「復活編」や2012年から続いてる「2199」シリーズでバッチリになりましたけどね。
「君の名は。」のストーリーは大林宣彦監督の「転校生」と「時をかける少女」をミックスしたような感じで、東日本大震災の影響も受けてるようでした。
「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」でいわゆる「尾道三部作」ですが、ちょうど10年前に僕は尾道にロケ地めぐりに行ったことがあります。「時をかける少女」で原田知世がゲタで歩いてたタイル小路が撤去されてたのが残念でしたね。
しかし、女子高生にゲタとは・・・(ドカベンかよ!)。

16.10.04 Tuesday｜カテゴリー：趣味