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ヘイ、カール!

1991年の夏に今はなき東京・国立競技場で開催された世界陸上で、レポーターを務めていたナガシマさんが発した名言(迷言?)です。このカールとはあのカール・ルイスのことで、この大会で100mの当時の世界記録を出したんでしたねぇ。
あれから24年(きみまろ風?)、この夏は愛車アウトバックで「カール」を見に南信州に出かけました。もちろんカール・ルイスでもカール・ハインツ・シュナイダー(漫画キャプテン翼に登場するドイツ代表のサッカー選手)でもなく、長野県・宝剣岳頂上直下に形成された「千畳敷カール」のことです。カールとは氷河期に氷で浸食されたお椀型の窪地のことで、以前から一度見てみたいと思っていました。
最寄の中央高速・駒ヶ根インターからも近く、ふもとの駐車場にクルマを停めてシャトルバスとロープウェイでほとんど山登りなどせずアクセスできるので(だから僕でも行けたわけです)、おすすめスポットです。ロープウェイを降りて建物をぬけるともう目の前に圧巻の巨大カール地形が広がっていて、あまりの絶景に思わず「ヘイ、カール!」と叫んでしまいました(すみません、これはウソです)。ただ標高が2600mを軽く超えて8月でも雪が残っているところがあるくらいなので、地上よりも気温がかなり低いですから寒がりの人は要注意です。冷えたらふもとの「こまくさの湯」がおすすめです。
逆にあまりおすすめできないのが「下栗の里」で、最大傾斜38度(!)の急斜面に民家や畑がへばりつくように集まった村で、「日本のチロル」とも呼ばれ一枚の有名な写真が出回ってからはマニアには人気の秘境(変な表現ですが)となりました。確かに恐ろしいほどの傾斜地に人が住んでいて(大雨とか大丈夫なのかな?)、対面の山並みなどは絶景なのですが、問題は道の細さで車幅1770mm(今では決して大きい方ではない)のアウトバックではジモティーの軽トラともすれ違えず、木の枝にこすりつけながら数十mもバックするハメになり、ライセンス・ドライバーの僕でもドキドキでした!もし行くならジムニーかバイクがベストでしょうね。民宿もありましたよ。夜は寝るしかないと思いますが。

15.12.07 Monday|カテゴリー:趣味

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