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勇さん、行こうや、夕張!

僕にとっての人生の師匠の一人(他には真田幸村や山口多聞、ロンメルなど)である高倉健さんが亡くなってしまいました。ZARDの坂井泉水さん以来、正直かなりへこみました。最初のイメージはコーヒーのCMで、「遥かなる山の呼び声」の中にもコーヒー好きのエピソードが描かれています。僕が初めて見た健さんの映画は中学生のときにTV録画した「野生の証明」で、これがデビュー作だった薬師丸ひろ子が銃撃されるシーンや自衛隊らしからぬ(?)戦闘シーンは衝撃的でした。
そして僕がアニメ以外で一番好きな映画が「幸福の黄色いハンカチ」で、クルマでの旅行が大好きになったきっかけにもなりました。高一のころ深夜に放送されたのを見たのが最初でしたが、その後プレステ2を買って初めて買ったDVDもこの映画でした。最初の感想としては、北海道の街並みや劇中の音楽(銀座のカンカン娘など)などがいかにも古臭く、いつの時代だよ!?といった感じだったのですが、だんだんハマってしまい、VHSテープが擦り切れるほど見てしまいました。映画の冒頭、網走刑務所(なぜか似合う)から出所してきて、黒いニット帽にくたびれた茶色のピチピチ革ジャン姿の健さんがセーラー服の女子高生と並んで信号待ちしているのは思いっきり怪しく、「ゴルゴ13」のデューク東郷のモデル(実写版で実際に演じた)になったほどの異様なオーラを放っていました。僕が一番好きなのはその後の食事シーンで、とある食堂に入ってまずビールを注文し(これがカッコいい!)、席についてからビール(当然サッポロ)をついでくれた店員に少し遠慮がちに醤油ラーメンとカツ丼(かなりお腹すいてた?)を注文してから一気にビールを飲みほし、ラーメンの方からモーレツに食べ始めるのでした。僕はこれほどカッコよくラーメンをすする人を他に知りません。ご冥福をお祈りします。
制作された順番は逆ですが、「遥かなる山の呼び声」→「幸福の黄色いハンカチ」の順に見ると意外に話がつながりますよ!

14.12.06 Saturday|カテゴリー:趣味

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