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ソ連侵略198X年
1987年に発売され、僕が中3になった1988年にめっちゃハマった生田直親氏の小説です。
冷戦時は現実的な脅威と考えられていたソ連軍による北海道進攻を描いた戦争モノですが、上陸したソ連軍VS自衛隊の戦闘の描写がリアルなのに加えて、極限状態に追い込まれた人間の狂気にハラハラドキドキしながら何度も読みあさりました。
最近では3年前に初めて愛車で北海道へ渡るときにさんふらわ号の中で久しぶりに読みましたが、その時はまさかそれが遠くウクライナの地で現実になるとは思いもしませんでした。
戦争は始めるよりも終わらせる方が難しいのは、第2次世界大戦での大日本帝国・ナチスドイツ、ベトナム戦争でのアメリカ、アフガニスタン紛争でのソ連と歴史が証明しています。
今回のウクライナ戦争がどういう結末を迎えるかはわかりませんが、ドンパチやってるウラでロシアとウクライナ・アメリカ・NATOの間で極秘裏に終戦工作が進んでいることを心から願っています。なんといってもロシアは世界最多の6千発もの核兵器を保有する核大国であり、最悪の事態になったら取り返しがつきません。いくら進攻したロシアに非があるとはいえ、この状況に至ることになってしまったNATOの戦略にも大いに問題があるので、適度にプーチンにアメを与えつつやんわりと矛をおさめてほしいものです。その後でとっちめてやればいい!
ちなみに「ソ連侵略198X年」の衝撃のラストは自衛隊に敗れたソ連から北海道全域に向かって多数の中距離弾道ミサイルが飛行中ということでした。
搭載されていたのは核弾頭でした。
22.10.22 Saturday|カテゴリー:趣味
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